卒展レポート

桑沢デザイン研究所

桑沢2017 平成28年度卒業生作品展

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スペースデザイン専攻
藤森泰司ゼミ

私たち人間は無意識にモノの大きさや形や重さに影響され行動し、そうした環境を利用して日々生活している。1100×1100×550の直方体を2方向から4度円錐曲線状にくり抜いたかたち。直方体は空白を含んだ流れのある形に変化する。実体と余白はモジュールが増えるごとに繋がりをもった1つのオブジェクトであり、また人の居場所となるきっかけを含んだ家具である。

アーチ状の彫り込みを方向によって変化させることで生じた三次曲線がボリュームに表情を与えている。アーチの端点の幅を一定にすることで複数のモジュールを組み合わせた時に連続した新しいかたちが現れる。

作品一覧