桑沢デザイン研究所
桑沢2017 平成28年度卒業生作品展
hito柄
- ビジュアルデザイン専攻
- 浅葉克己ゼミ
人と関わる上で「イメージ」は良くも悪くも厄介だ。君が私に、私があなたに抱くイメージ。勝手に作られた変化を繰り返し、確実に正解ではない浮いた存在。この不透明な影の服を柄に落とし込み、私は友人たちの絵をかいてきた。「イメージ」を見えるアイデンティティーとして掲示し、それぞれの個性を縁取る目的である。
顕著に人柄がことなる6人の友人の絵から、テキスタイルバターンを起こした。実際に衣服を制作し身につけてもらうことで、私が抱く「イメージ」を纏ってもらう。一方通行な印象を肌で感じ、6人は何を思うのか。手探りなコミュニケーションの世界では難しい、真正面からの「イメージ」の証明。