私は三人兄弟の真ん中で、兄弟間生存競争（主に夕食の肉の取り合い）が厳しい中で育ち、常に食に飢えた人間に育ちました。この本はこの四半世紀、私がどんなものを食べ、養豚され、どんな風に生活し、成長したかを紹介する本、記録図鑑となっています。実のところどうでも良いです。

が、「食べ物にどうしてそんなに執着するの？　こだわるの？」と、聞かれたことがあり、自分の食べ物への『好き』が、人より尋常じゃないのかもしれないと思い、ぶくぶく生きてきたこの四半世紀をまとめたいと筆を執る次第であります。

共感していただいても、この人デブだな…と思っていただいても自由です。ただただ、見ていただいた人がお腹空いたな…と、感じていただけましたら幸いです。

ご飯は良いぞ。

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