金沢美術工芸大学では、2007年度から約12年間、社会連携活動を通じて金沢市に貢献してきました。新キャンパスの完成を控え、今回約12年分の活動記録を市民に発信し、公立大学としての在り方を再認知してもらう必要がありました。

本展示会は、市民の方々に美大を身近に感じてもらう事が目的の企画展です。そこで､美大生の制作の裏側を知れるような構成をする事で､美大への親近感と関心を持っていただきたいと考えました。会場の特性を読み、動線に沿って下記の5つのテーマを設け、来場者に社会連携活動の価値を伝えていきました。

《 研鑽 Competition 》一つの課題に対し学生が互いに研鑽し取り組む
《 継承 Succesion 》先輩から後輩へデザインの継承
《 軌跡 History 》これまでの社会連携活動の取り組み
《 共創 Cooperation 》最新の地域連携事例を紹介
《 未来 Future 》これからの大学の指針