卒展レポート

金沢美術工芸大学

第62回 美術工芸学部卒業制作展

  • 2020年における金沢の公共トイレのあり方
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2020年における金沢の公共トイレのあり方

古谷早希
美術工芸学部デザイン科 環境デザイン専攻

金沢駅東広場を敷地とした、ジェンダーニュートラルなトイレを提案する。近年、東京オリンピックにむけ、性的マイノリティに対する公共空間の取り組みが増加している。しかし、オールジェンダーが利用しやすいトイレのあり方は判明していない。そこで、性別ではなく、利用目的で区別するトイレを解決策の1つとして提案する。

このトイレは車椅子優先トイレ、小便器ブース、大便器ブースで構成されている。大便器ブースは通常タイプ、オストメイト対応、幼児対応、授乳室の4つにわかれており、ジェンダーに関わらず、目的にあわせて選択できる。最も人通りが多い大便器ブースは入口と出口を分けることで、顔を合わせにくい一方通行の流れができ、利用しやすくなるように計画した。

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