大阪工業大学 工学部 空間デザイン学科 第7回 卒業作品展が、2016年2月20日(土)から2月28日(日)にかけて大宮キャンパス内デザイン工房で開催されました。

空間デザイン学科は、今年、創設10周年を迎えます。本学科は、生活空間のデザインを基軸に、建築、インテリア、プロダクト、ヴィジュアルからなる4つの分野を横断的に学ぶユニークな学科として2006年に誕生しました。卒業作品展では、これらのデザイン分野の作品が一堂に会し、生活のあらゆるシーンに存在するデザイン提案を多面的に見られることが特徴です。

本作品展に先行して、2月上旬に学内審査が行われました。96名の卒業研究（68作品と7論文）の中から、22作品と2論文が一次審査を通過し、二次審査ではゲスト審査員をはじめとする教員等により最優秀賞等が選出されました。主な受賞者は以下の通りです。

〈最優秀賞〉持井英敏「百年地図。」
〈優秀賞〉松林未紗「豆舎　―豆が好きになる専門店―」
〈優秀賞〉および〈道家駿太郎賞〉時實茜「視覚障がい児の知的好奇心を育み空間の理解を促す『空・山・川・海に触るおもちゃ』の提案」
〈伊倉泰賞〉および〈堀木エリ子賞〉富永里穂「暦を巡る」
〈清水泰博賞〉中馬有沙「実り 育つ いのちの公園　―新しい育児コミュニティのカタチ―」
〈妹尾正治賞〉西村あずさ「Kindarcade ―幼稚園×商店街―」
〈吉村篤一賞〉柳竜之介「Factorium」
〈論文賞〉横井忍耶「高知市域で想定される地震動に対する木造軸組構法建物の応答に関する研究」

ここでは、審査の結果、上位になった作品から18作品、論文から2編をご紹介します。