東北芸術工科大学
木製振子時計「gismo」
梅村 卓実 / デザイン工学部プロダクトデザイン学科
既存の製品は機能美や構造の美しさの宿る機構部を隠し過ぎではないかという疑問を感じ、『覗く』というコンセプトを立て、機構の美しさや楽しさを強調するような作品を制作した。機構は全てオリジナルで考案し、“自分の学んだ技術で最初から最後まで作りきる”というこだわりのもと、歯車一枚一枚に至るまで全て手作りで制作している。機能として、文字盤、時報の鐘、動きの変化で感覚的に時を伝える第二の文字盤を搭載している。