大阪工業大学 工学部 空間デザイン学科 第10回 卒業作品展が、2019年2月10日（日）から17日（日）にかけて梅田キャンパスで開催されました。

空間デザイン学科は、建築・インテリア・プロダクト・ヴィジュアルの4領域のデザインを横断するユニークな学科として2006年に工学部に誕生し、知識と技術の両面を鍛錬しながら実績を積み上げてきました。2017年からは梅田に拠点を移し、ロボティクス＆デザイン工学部として新たな歩みを始めました。デザイン・設計・造形など「ものづくり」に関わる活動において、学科設置以来のスキル向上に加え、新時代のテクノロジーを取り入れつつ、グローバルな視点をも体得できるよう、産学連携、国際PBLなどのプロジェクトの試みにも挑んでいます。

本展に先行して、2月上旬に学内審査が行われました。101人の学生が研究発表をおこない、ゲスト審査員をはじめとする教員らにより最優秀賞等が選出されました。おもな受賞者は以下の通りです。

〈最優秀賞〉平地宏之「スキンダイビングにおけるアイランド型フロートの提案」
〈優秀賞〉野田明日香「風と消える風景 －本庄水管橋のさいご－」
〈優秀賞〉日高遼「マーシャルライダードウギ －映像効果を活用した一人ヒーローショー－」
〈優秀賞〉増田創治朗「ボードを立体的に展開する新しいアナログゲームの提案」
〈論文賞〉水口拓馬「縁側－古代～中世絵巻からみた場として－」。

本レポートでは上位の19作品、1論文をご紹介します。