メディア芸術の集大成であり、若きアーティストのデビューの場である「東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2021」が、2月19日から21日にかけて中野キャンパスで開催され、全卒業・修了生の作品が展示された。

東京工芸大学芸術学部は、写真・映像・デザイン・インタラクティブメディア・アニメーション・ゲーム・マンガの7学科で構成されており、メディアアーティストの育成を標榜している。

会場となった中野キャンパスは「メディア芸術の拠点」を形成すべく、2014年からキャンパス全面リニューアルを進めてきた。昨年には6号館と8号館が完成し、あらゆるスタイルで「メディア芸術」を発信し続ける中野キャンパス。そのひとつがこの卒業・修了制作展であり、本年度の展示は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため招待制で開催され、来場者は多種多様なメディア芸術を体感した。

今年は、多くの方に会場で直接作品を見てもらうことができなかったが、後日、学科別に卒業制作展の様子をまとめた学生インタビュー動画を公開した。

学生インタビュー動画：https://youtube.com/playlist?list=PLtbJxugo4jb6ydrD1iU7e1ku88MNxntLa

ここでは、各学科の作品から34作品をピックアップして紹介したい。

【展示学科】
写真学科、映像学科、デザイン学科、インタラクティブメディア学科、アニメーション学科、ゲーム学科、マンガ学科、大学院芸術学研究科