卒展レポート

東京工芸大学

東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2021

  • 【NWORLD】【Fit】
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【NWORLD】【Fit】

吉沢 裕登
芸術学部 デザイン学科 空間プロダクトデザイン領域

「ダンボールに新しい価値を生み出すスツール」

ダンボールは今、包装だけに留まらない。多くのものに変化している。震災などで避難している人がダンボールを使って簡易的な家具を作り生活している。それを新しくかつ楽しい、笑顔、興味が湧くそんなダンボール家具を作りたい、それを日常でも使いたいと思い、今回の作品を作ろうと決めました。

・NWORLD
“共に過ごす”をテーマに持ち主の幸せな時間に使ってもらうためのものです。英語で自分の世界に乗り込む「own world」の「own」を反対にして「NWORLD」という名前になりました。パーソナル空間で使用し、好きな場所に持っていくことができてどこでも自分の世界に乗り込めるようにすることが出来ます。

・Fit
“感情”をテーマに人の心に感情を生み出すスツールです。形が歪で不安になると思います。ですが、不安の先に何が生まれるのか、それは色々な感情です。歪な形でも座れる驚き、ダンボールの面白さや魅力など感情が生まれます。主にパブリックスペースで使用し、「オブジェだけどもスツール」そういったスツールになっています。パブリックスペース、その街に馴染む、溶け込む、フィットしてほしいと意味を込めて「Fit」と名付けました。

作品一覧