東京工芸大学
東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2020
Reflection Line
- 土居凌祐
- 芸術学部 写真学科
4年間車を被写体として撮り続けてきました。その理由として幼い頃から車がとても好きでした。そんな好きなものを格好良く、美しく残したいという想いが写真を始めるキッカケになりました。また活き活きと撮影ができ、心踊る被写体であるからです。
この4年間様々な角度から車を撮ってきました。ここまで私を熱中させる車の魅力は何か、もう一度改めて考えました。それは機能美と造形美であると結論が出ました。
基本的に私の写真に写る車は俗にスーパーカーと言われる車です。それらはスピードを追求するが故に無駄のない形態と構造から機能美が生まれます。また妥協のない造形美があります。結果それが相まって限りなく完璧に近い美が造り出されます。不要な部分を省いて写す事で、より一層美が表現できると思い、このような形で制作しました。