卒展レポート

東京工芸大学

東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2020

Holo Play

公門風哉
芸術学部 ゲーム学科

3Dホログラム投影装置を動かして、深海の世界を探索するデジタルゲーム作品です。

私たちの制作物は、動的に使用できる3Dホログラム投影装置とゲームコンテンツの2点です。「Holo Play」とは3Dホログラム投影装置を動的に使用してゲームをプレイするという私たちのチームが新たに考案した遊び方の名称です。

デジタルゲームのコンテンツのタイトルは「Abyss Castle」です。プレイヤーはダイバー&ナビゲーターを操作し、深海に潜む魔物を退治すると同時に、さらわれた海の魂を救出するという内容になっています。

本作品のコンセプトは「デジタルゲーム空間を現実の空間に表現する」です。3Dホログラム投影装置を通して、現実空間に広がるデジタルゲームの世界を、遊んでいる人も周囲で見ている人も楽しんでほしいという思いで制作しました。

私たちはコンセプトの実現のために「3Dホログラムの動的使用」というアプローチをとりました。

ペッパーズゴーストと呼ばれる投影技術による裸眼立体視と、ポジショントラッキングの技術を組み合わせることで3Dホログラムの動的使用を可能にしています。今までになかったゲーム体験を感じることのできる作品となっています。

作品一覧