昨今、酒とスイーツのマリアージュに関する提案が女性層を中心に支持をされ始めています。これに着目し、「酒×スイーツ」といった従来異質とされた組み合わせからなる商品ブランドを開発しました。「お酒とスイーツの縁を結ぶ」をブランドコンセプトとし、お酒とスイーツのマリアージュを日本に広め、お酒やスイーツの新たな魅力を再発見して欲しいという意味を込めました。ターゲットは20代から30代の女性。都内で働き始め、時間とお金に余裕が生まれ、少し高価な商品にも手が届きやすい層をターゲットにしました。また、お酒とスイーツのマリアージュに興味はあるが、何を選んでいいか分らない消費者を狙います。デザイン面としては、女性が好み、手に取りたくなるようなシンプルで可愛らしいものを目指しました。シンボルの造形は、「家紋」など伝統的な造形から着想し、そこに現代的な要素を加えて、新たな和モダンのデザインを図りました。パッケージにも、開封時の驚きや、陳列した時のディスプレイ効果を狙い、制作しました。一枚でのりしろを極力少なくしたパッケージとし、家に持ち帰った時に発揮される機能性をもたせることも考慮しました。