岡山県立大学
岡山県立大学デザイン学部デザイン学研究科 卒業・修了制作展2016
液体調味料容器
- 沼本 薫
- デザイン学部 デザイン工学科
近年、軽度の障がいを持つ人達や高齢者が、軽いリハビリテーションや趣味・生きがいの一つとして〝料理〟を楽しむ機会が増えている。そういった中、「片手が使えない」または「高齢化により握力が低下した」といったような、後天的に上肢に障がいを負った人達にとって、既存の調理器具ではうまく使用できない場合がある。そこで今回注目したのが、『上肢に障がいのある人にとって、一般の計量スプーンによる液体調味料の計量は難しい』という問題である。
その問題を解決するため、【片手で簡単に液体調味料の大さじ小さじが計量できる、液体調味料容器】を提案した。