卒展レポート

名古屋造形大学

名古屋造形大学 第23回卒展/第12回大学院修了展

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刻む

池上 結香
造形学部造形学科日本画コース

私は動物が好きで、今までいろいろな動物をモチーフに描いてきました。日本画の画材は、はじめの頃は膠の加減や岩絵具の扱いが難しく、戸惑っていましたが、下塗りの色が透けて、重ねることで色に深みの出る岩絵具の魅力に、次第にひかれるようになりました。「刻む」という作品タイトルは、サイのシワが時間の経過を表していて、時を刻むという意味を込めてつけました。また、私が今まで生きてきた時間、4年間、大学で日本画を学んだ時間をそこに重ね合わせて表現しようと、思いを込めて描きました。

作品一覧