尚美学園大学
ネット上のクチコミ情報を用いた化粧水の効能分析法
上西祐未 / 芸術情報学部 情報表現学科 華山ゼミ
近年では、様々なメーカーが様々なブランドで化粧水を発売しているが、自分に合っている商品の判断に困っている消費者も少なくない。そこで本研究では、 Web上のクチコミ情報を形態素解析・因子分析・クラスター分析を用いて分析し、化粧水を次の4つのクラスターに分類した。
〈1〉美白や紫外線などを意識し、衰え始めた肌の状態を改善したい刺激の弱い商品を好む敏感肌の30代に合う化粧水。
〈2〉浸透がよくとろみがあり、肌が敏感肌でない10代に合う化粧水。
〈3〉蓄積された肌内部に潜むシミなどに悩み、肌の状態が大きく変わり敏感になりがちな40代に合う化粧品。
〈4〉かさつき・美白についてなど悩みの多く、化粧ノリを気にする20代に合う化粧水。
この研究を発展させる事により、消費者が求める効能を打ち込むと、自分に合ったお勧めの商品を提示してくれるようなシステムを作成する事ができるであろう。