金沢美術工芸大学
リアリティある社会連携プロジェクト 2012
2013/10/30 UPDATE
CASE 2 |
圧縮杉材を用いたテーブルのデザインの研究 |
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委託者:大和リース株式会社 |
金沢美術工芸大学の大学院生が、量産製品の材料としては利用価値の低かった杉材を有効利用するため、圧密加工に着目し修了制作の研究としてテーブルと椅子のデザインに取り組みました。
その作品を修了制作展で展示したところ、そのデザインが企業の目に留まり、量産化され地元金沢大学の留学生宿舎の交流ホールに納品されることになりました。大和リース株式会社の地産地消の材料や間伐材を生かした家具を教育現場に導入し、国内や海外の学生達に国産木材の杉の魅力を体感してもらいたいという目的と、学生の作品が一致し実用化に向けての検討を進めることになりました。
量産化に向けては杉の圧密加工の技術を持つ飛騨木工株式会社と検討を重ね量産化にいたりました。また、この取り組みは、いしかわエコデザイン賞2012の研究奨励賞を受賞することができました。
委託者 | 大和リース株式会社、(製作:飛騨産業株式会社) |
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研究体制 | 研究型 |
担当教員 | デザイン科 製品デザイン専攻 根来貴成 准教授 |
参加学生 | 大学院 製品デザインコース(2010年度修了)):川上哲也 |
期間 |
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