Blob Kinetics
小林展啓 / 政策・メディア研究科 / 脇田 玲研究室
Blob Kineticsは、実空間で柔らかい物質を扱う為の新しい概念と技術的な仕組みです。
従来の人工物の多くは硬い物質を扱いますが、Blob Kineticsでは柔らかい物質を扱います。磁性を付加したゲル(これをBlobと呼びます)と複数の電磁石を組み合わせることで、柔らかな物質の動的な変形や動きを作り出すことができます。
Blobは粘弾性体と呼ばれる固体と流体の性質を併せ持つ物体で、その有機的な形や動きは人に愛着を感じさせます。
将来的には、有機的な質感をもった情報ディスプレイやタイポグラフィ、デザインツールとして利用することを想定しています。
共同制作:脇田 玲(環境情報学部)、戸塚翔三(環境情報学部 / 脇田 玲研究室)