女性から感じるエロティシズムを、石の質感と形態を通して表現したいと考えた。

自身の体験や好みを踏まえ考察した結果、エロティシズムを感じさせる様々な要素が浮上した。
体のS字形のくねり、艶やかな髪 その髪をいじる仕草、チラリズム、適度なボンッ キュッ ボンッの様な身体の抑揚、キメ細くスベスベな肌etc…
それらの要素を、私の彫刻に形態として落とし込む事で、リアリティのある女性のエロティシズムになっていく、と考え実践した。
私にとっての女神とも言えるかもしれない。

観る人に下品ではなく、高尚なものとして、この作品が纏うエロティシズムを感じてもらえたらと思う。