卒展レポート

東京造形大学

2016年度 東京造形大学 ZOKEI展

  • 粗密をコントロールするユニット
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粗密をコントロールするユニット

田村 開
造形学部デザイン学科 インダストリアルデザイン

粗いところと細かいところを意味する粗密。そんな建築物やインテリアの装飾などで利用されている粗密を、空間においてより視覚的に効果的なプロダクトとして活用できないかと仮説をたて研究を進めた。

今回は粗密のパターンを理解し、分解したことで生まれた「粗密を自在にコントロールすることができるユニット」を組み合わせ、立った時の目線の位置に密度を低くし、座った時の目線の位置には密度を高くすることで視線を遮る効果のある、人の動きや位置などによって空間や視界の感じ方が変化するオフィス用のパーテーションを制作した。

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