卒展レポート

桑沢デザイン研究所

桑沢2018 平成29年度卒業生作品展

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藤森泰司ゼミ
スペースデザイン専攻

そもそもこれを始めたきっかけはグルーガンに魅力を感じたことです。80℃から軟化が始まり、熱を使った接着材として使われているが、他の使い方もできるのではないか、それ自体をモノにできないかと探りました。
そして、積み上げて大きくしていくブロックやレンガのようなモノとなりました。軽くて弾力があり、落としたり踏んだりしても大丈夫です。メッシュ状のグルーガンの歪みがこれまでにない独特なテクスチャや空間をうみだします。また、積み上げていく行為で出来たそれらはヒトとの距離感を再定義するものです。展示した形は自分と任意の人々との間にある距離感をボリュームとして表したものです。

作品一覧