卒展レポート

桑沢デザイン研究所

桑沢2018 平成29年度卒業生作品展

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迎春フォント

浅葉克己ゼミ
ビジュアルデザイン専攻

「迎春フォント」は、漢字の構成と筆順を崩して、形の再構成を行う作品である。母国語に漢字を使う国に(台湾、日本など)漢字の正しさにもかかわらず、形で認識する研究があります。(特に言葉、文章など)
そしたら、筆順の正しさの優先順位を入れ替わりに、面白さ(だが読める)漢字を作ればどうでしょうと。
再構成するとき気をつけるポイントは:リボンのように骨格を繋ぎ、連綿を意識しながら製作しました。後期に入ると、連綿だけではなく、線の切断や省略により美しさの表現、いわゆる「マイナス面」も意識始めました。漢字の一つ一つは独立のシンボルにも見える上に、中国伝統の春聊や正月的な雰囲気に連想しますので、「迎春フォント」と名付けました。

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