尚美学園大学
大林宣彦監督オーラルヒストリー
堀川 悦宏 / 芸術情報学部 情報表現学科 鈴木・川口ゼミ
尾道三部作に代表され青春映画の大家と評されている大林宣彦監督は自らを映画作家と称して現在まで何本もの映画を製作されて来た。これまでの映画製作に大林宣彦監督はどのような思いで取り組んでこられたのか、大林宣彦監督はどのような思いで映画作家を名乗っているのか、そして大林宣彦監督が掲げるシネマゲルニカとは一体どのような物であるのか等を大林宣彦監督自らの言葉で大林宣彦監督が体験されて来た出来事や感じて来た事を語ってもらった。それらの大林宣彦監督が語った言葉をオーラルヒストリーとし本人の語った言葉のままの形で残す事は次世代へのメッセージとして大きな意味を持つ物でありしっかりと残す事には大きな意義があると考えこの研究を行った。さらには3.11を経て製作された前作に続き来年に公開される新作『野のなななのか』についてもお聞きした。(研究部門 奨励賞)