卒展特集2010




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山神沙樹

変°しる

山神沙樹 / デザイン科


 「再発見・再観察・再構築」これが私の最大のテーマだ。普段何気なく見たり、触ったりしている「モノ」。当たり前に使い、当たり前に捨てる。当たり前にあるモノだと思っている。影に隠れてしまっているモノたちは、日常に溢れている。そんな「モノ」たちに注目し、対話をしてみる。今まで気が付かなかったことや、新たな発見がある。無限の表情に惹かれるのだ。その最高の表情を、最高に表現してやりたい。
 そして、今回注目したモノが朱藍鉛筆(赤青鉛筆)だ。今時、どんな人が使っているのだろうか。でも、ちゃんと売られているし、使われている。ボールペン等、便利なモノの影に隠れてしまっていた朱藍鉛筆ともう一度対話してみたい。朱藍鉛筆ならではの魅力を引き出して上げたい。
一本一本カッターで削り、それぞれが作品になり、並べた時にも一つの作品になる。まだまだ無限の顔を持っているに違いない。




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