東京造形大学
2017年度 東京造形大学 ZOKEI展
コミュニティが持続可能であるために
- 吉田 光輝
- インダストリアルデザイン
2017年1月、町田に誕生したコワーキングスペース「COMMUNE BASE マチノワ」をモデルに、コミュニティが外部の力を借りることなく、当事者たちによって考え、生み出し、時にはコミュニティそのものの在り方を変えながら成長し続けていくための方法論のひとつとなる指標を示した。
人は成長を”上昇”として表すことがある。しかし見方を変えれば、人はスパイラルを描きながら、その途中にあるいくつかの段階を経て何かを成し遂げた時に、以前よりも少し高いところにいる。それが成長であると考えた。
それはコミィニティにおいても同じ事が言える。その成長のスパイラルの過程にある7つの段階を、ダイヤグラムとひらがなで表した。ダイヤグラムやことばの選び方など、デザインの教育を受けていない人でも容易に理解できるよう、コミュニティに関わる人々と話し合いを重ね、これらの作品は完成した。