東京造形大学
2017年度 東京造形大学 ZOKEI展
SUKIMA Hotel
- プー ソティアロット
- 室内建築
日本政府観光局によると、2012年から来日観光客の数が増加し続けている。2020年東京オリンピックまで、観光客数は増加し続けると思われる。観光客の増加の結果、ホテルの需要が高まり、ホテル不足の問題になるだろう。そこで、ホテル不足の問題を解決すると同時に、日本の文化や特性を世界に発信したいと考え、現代和風ホテルを計画をした。
ロケーション: 代々木公園
コンセプトは日本的な要素を取り上げながら、現代的である。
① ファサードのデザイン
・ 日本の古民家風の色を利用し、美しいコントラストで外観のメリハリを楽しめる。シンプルな外観、フラットなファサードになっている。日本の垂木をイメージし、建物の鋼製建具をデザインした。
・ 南北通風と光の取り入れによる圧迫感の削減のために、南北の隙間を設け、障子のパターンを利用し、ファサードの特徴とした。
・ 日本の伝統的な工法である真壁のイメージで、ファサードを表現した。
② 空間デザインは隙間庭園と一体となり、建具内で客室と庭を混ぜ合わせ、配置している。外観は静的であるが、内部空間は曖昧に回遊しながら、隙間庭園を楽しみ、外の景色を眺めることができる。
③ 計画の機能はホテルとインドア商店街と日本の文化体験できるホテルである。9階建の本館と8階建のサブ館がある。