瀬戸内海の特徴である「点在」する島々が「遮蔽縁」となり、船が移動する度に移り変わり続ける様子を設計に取り入れた。それによって、瀬戸内海の島々と建物が調和するようにした。ミュージアムからは建物によって瀬戸内海の風景を様々なカタチで切り取り、見せることで、異なる印象を与えるようにした。建物が瀬戸内海の島々のように移り変わる船からの風景、風景画の奥に景色をパノラマで見る風景、点在する屋根と島々が調和する風景など、風景の様々な見方や感じ方を体験することができる。