岡山県立大学
岡山県立大学デザイン学部デザイン学研究科 卒業・修了制作展2017
CARICATURE of JAPAN
- 野村慎太郎
- デザイン学部造形デザイン学科ビジュアルデザイン領域
諷刺を用いたコンテンツはユーモラスで話題を生みやすい反面、誤解をまねく危険性があります。これは、諷刺のもつ攻撃性を隠す婉曲表現に由来します。これまでの諷刺作家がいかにして誤解を避け、諷刺に託したメッセージを伝えてきたのかを調査し、諷刺対象の明確化、受け手とのリテラシーの共有が重要であることがわかりました。これを踏まえ、沖縄の社会問題をテーマに3分のアニメーション作品を制作しました。この作品を用いてアンケート調査を行った結果、より情報を整理して見せること、よりわかりやすい表現にすることが必要であるとわかりました。これらを踏まえ、憲法改憲問題と原発再稼働問題をテーマに2本のアニメーション作品を制作しました。