大阪国際空港の近くにある、航空機をより近くで様々な角度から見ることができる航空博物館。

大阪国際空港には交通利用以外の目的で訪れることが少ないのが現状です。そこで空港近辺に新たな価値を付加することによって、交通利用以外の新たな目的を設定し観光客を呼び込み、土地の有効活用を目指しました。

空港と関係が深い航空機は私たちにとって、空を飛んでいるところをよく目にはするものの、それを直接利用することは少ない乗り物です。そんな私たちにとって、少し縁遠い航空機をより近くで見てもらい、その迫力を身近で感じてもらえる施設ができないかと考えました。また航空機に詳しい人でも、普段は見ることができない角度から観察することができるので、新たな発見に繋がる体験ができる施設になっています。

また施設内の大部分が航空機を観察することに注力した造りになっており、1階に配置された航空機をぐるりと巡る博物館となっています。

（インテリア部門賞）