みなさんは、“楽器”と聞くと何を思い浮かべるだろうか。ピアノ、ギター、リコーダーなど有名な楽器をはじめ、カリンバ、ケーナなどなかなか聞き馴染みのない楽器も。この世界には数え切れないほどの様々な種類の楽器が存在する。その中で、楽譜やコードなどの知識を必要とするものや、扱いが難しい楽器も存在する。しかし、楽器とはそれだけではない。

今回の作品は、曲げセンサーとプログラミングを用い、てのひらを曲げる角度から数値を出し、その数値を認識したプログラムが音を鳴らす自作の楽器を制作。知識や技術が必須ではない楽器を音楽に編成することを目的とし、てのひらから鳴る音と共に音楽を生み出すパフォーマンス作品。