明星大学
明星大学デザイン学部デザイン学科 第4回 卒業研究報告展
気象病への理解を広める3つのメディア
- 小島 梨紗
- デザイン学部デザイン学科
気象病を取り巻く問題として「潜在患者の数が多い」「周囲の理解が不足している」「発信される情報の内容に偏りがある」という3つが挙げられます。本研究では、これらの問題を解決するためのメディアを提案します。メディアを通して発信することで、気象病への理解を広めることが目標です。
提案するメディアは、ウェブサイト、パンフレット、アプリケーションの3つです。それぞれに異なる役割を持たせることで、必要な人に必要な情報を届けることができます。
●ウェブサイト「気象病ノート」
気象病の患者や気象病について詳しく知りたい人をターゲットにした、気象病の総合情報サイトです。気象病の詳細な情報や、患者に合った対処法を伝える役割を持たせています。トップページに情報の一覧を載せ、知りたい情報に素早くたどり着けるようにしています。
●パンフレット
気象病を知らない人や潜在患者に向けて、気象病について簡単にわかるような情報を提供します。気象病を知る導入としての役割です。基本的な情報をわかりやすく伝えるため、イラストや図を多く用いています。
●アプリケーション「weather shape」
気象病の患者や医療情報に興味がない人に向けて提案する、天気と体調の予測ができるアプリケーションです。天気と体調の関係を考えるきっかけや気象病について知る機会を増やす役割を持たせます。多くの人に使ってもらえるよう、シンプルなデザインにしています。