明星大学
明星大学デザイン学部デザイン学科 第4回 卒業研究報告展
日常に取り入れるハレの日の提案
- 深澤 雅
- デザイン学部デザイン学科
新型コロナウイルスの影響で、日常が窮屈で退屈だと感じることが多くなりました。そこで私はハレの日を応用して、生活にメリハリをつけることができれば、充実した日常になるのではないかと考えました。更に、日用陶磁器の国内生産額減少の問題に着目し、この課題を少しでも軽減できるような仕組みを考え、従来の料理紹介アプリではなかった食器紹介機能を搭載した「ハレイユ」というアプリを企画提案しました。
ターゲットは、料理に興味を持ち始めた人と丁寧な暮らしをしたい女性です。「ハレイユ」では利用者の食生活を豊かにするために、食器を買ってもらうことや「ハレイユ」に掲載されている料理を作り、旬や季節の行事を知ってもらうことができます。器作家や陶芸家が作った食器が観て選べる機能や作家に対してコメントを打つ機能があるので、陶芸家と利用者はコミュニケーションを取ることができます。この機能で陶芸家は利用者の需要を理解することができ、利用者は陶磁器にはどのような形状の器があるのか、どのような陶芸家がいるのか知ることができます。食器だけでなく、ハレのごちそうを「ハレイユ」は食卓を豊かに、日常にメリハリをつける方法を提示するアプリです。