他人との違いに苦しむ経験は誰にでも起こりうる事象でありながらも、理解されづらい心の悩みでもある。この様な目に見えない感情を表現することを日々の制作で心掛けてきた為、集大成として主題を他人に対する好悪の感情表現、副題を自他の常識の差異と定め構想を練った。題目にあるデッドスペースというのは、この作品そのものが役に立たないものと他人に決めつけられたもので構成されていることから名付けた。