文化学園大学
文化学園大学 卒業研究展
日常生活で出逢う舞台空間の提案
- 山本萌乃
- 建築・インテリア学科 住生活デザインコース
密室ではない開いた空間の「街」に演劇を持ち出す。そこにある見馴れた駅の光景もホームに並ぶ人々も、すべてが虚構のフィルターにかけられる。両国駅の廃線となったホームが演劇(役者)と観客(乗客)の出逢いの場となる。北側には、舞台とリハーサル室を備えた建物を設計。閉ざされた劇場とは違い、光や音を漏らすようにと膜屋根を使用し「舞う」を表現している。段舞台や観客席としても使用できるよう階段状のデザインをした。