東京造形大学
ZOKEI展〈2011年度 東京造形大学卒業研究・卒業制作展 東京造形大学大学院修士論文・修士制作展〉は、2012年1月21日(土)~22日(日)にかけて東京造形大学キャンパスで開催された。
今年の展示では、細部まで丁寧につくりこまれた精度の高い作品が際立っていた。細かな要素の集合体で成り立つ表現が多く見られ、ひとつひとつのクオリティの高さが作品全体の質を向上させていた。
デジタル表現におけるドットやピクセルといった単位に着目し、アナログ手法で同様の状態を再現する作品がいくつか見られたが、その緻密さには目を見張るものがあった。再現だけに留まらず、社会への問題提起や更なる研究内容が反映されている点にも惹きつけられた。
また、会場で注目を集めていた即興的な組体操のパフォーマンス「ランドスケープのものさし」は、ディティールの集まりから広大な風景が成り立つランドスケープの考え方を、美術表現に取り入れた作品だ。このように他分野から着想を得ることは、表現の裾野を広げることにつながる。今後もこのような試みを、あらゆる分野で見てみたいと感じた。
ここでは、多くの出品作品から25作品を取り上げて紹介したい。
- 入口正面には、毎年恒例の「ZOKEI展」の垂れ幕が。
- 会場の一部では、卒業制作以外のプロジェクト作品も展示されていた。
- 屋外で眺める彫刻作品からは、室内展示とは違った趣きを感じる。
ZOKEI展〈2011年度 東京造形大学卒業研究・卒業制作展 東京造形大学大学院修士論文・修士制作展〉
会期:2012年1月21日(土)~22日(日)
会場:東京造形大学キャンパス