去る平成29年2月10日（金）～19日（日）まで、京都・烏丸三条にある付属施設の京都伝統工芸館で本校の第21回卒業・修了制作展が開催されました。
京都伝統工芸大学校は、日本が世界に誇る伝統工芸の技と粋、そして精神を学ぶことで、現代のものづくりに活かし、その技を伝える日本で唯一の学校です。
学生たちは、技や知識を身につけることはもちろん、各々の個性や感性を輝かせるものづくりに打ち込んでおり、その集大成として2～4年生の学生が制作した陶芸・木彫刻・仏像彫刻・木工芸・漆工芸・蒔絵・金属工芸・竹工芸・石彫刻・和紙工芸の作品計204点を一堂に展示しました。
優秀な作品には近畿経済産業局長賞や京都府知事賞をはじめとする名誉ある賞が44点、イタリア展示会への出展作品は30点選出されました。このような名誉ある賞を在学中に受賞できるのも本校だけの特長です。受賞した学生には大きな自信となり、また今後の活動につながる励みとなるでしょう。