東京芸術大学は、国立学校設置法(昭和24年法律第150号)の公布施行により、東京美術学校(現在の美術学部)、東京音楽学校(現在の音楽学部)を包括して、昭和24年5月に設置され、美術学部(絵画科・彫刻科・工芸科・建築科・芸術学科)、音楽学部(作曲科・声楽科・器楽科・指揮科・楽理科)の2学部10学科と附属図書館が置かれました。
その後何度かにわたって学部の拡充改組が行われ、現在は美術学部(絵画科・彫刻科・工芸科・デザイン科・建築科・先端芸術表現科・芸術学科)、音楽学部(作曲科・声楽科・器楽科・指揮科・邦楽科・楽理科・音楽環境創造科)の2学部14学科と、附属図書館、大学美術館、演奏芸術センター等の施設で構成されています。
大学院は、美術研究科・音楽研究科・映像研究科の3研究科が設置されています。また、音楽学部に附属する教育・研究施設して音楽高等学校が設置されています。
東京芸術大学のキャンパスは、主に台東区上野公園内と茨城県取手市、そして神奈川県横浜市に所在し、大部分の学科やその他の施設は上野公園内に集中しています。また、取手キャンパスには美術学部1年生と先端芸術表現科、そして大学院美術研究科先端芸術表現専攻が、横浜キャンパスには大学院映像研究科が設置されています。
平成18年9月に足立区にオープンした千住キャンパスには、音楽学部音楽環境創造科が移転し、大学院音楽研究科音楽文化学専攻が設置されています。
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