京都伝統工芸大学校
第21回 京都伝統工芸大学校 卒業修了制作展
四天王立像
- 村上 弘樹
- 伝統工芸学科仏像彫刻専攻
高野山金剛峯寺の四天王を彫らせて頂きました。材は2体ずつ玄圃梨と楠を用いています。四年間で最後の作品展という事で纏まった一つの形の仏様を出品したいと考えました。厳めしい顔つきでも作る順番や材質、その時の気持ちによって表情に差が出ます。全体の姿勢やバランスを含めてその辺を見比べて頂ければと思います。これらの技法や作り方そして職人の心構えを教えて下さった先生方、本当にありがとうございました。