桑沢デザイン研究所
桑沢2020 令和元年度卒業生作品展
夢ーー感性的な空間の表現と探求
- 楊賽賽
- 総合デザイン科 スペースデザイン専攻
空間を考えるとき、よく理性的に考えることが多い。今回の卒業制作を機に、普段夢の中に出そうな空間を絵で再現した。
ぼんやりしてるイメージや発想を無意識的に描いて、最後一つの世界ができた。私の夢の中に、現実の世界と違う膨大なものや動物が存在している。それ故、人間が小さい、世界が広いというコンセプトを決めた。こういう世界観を持って、空間を描いて、できた空間に対してまた何の情報を伝えているのを再思考すれば、潜在的な意識が存在していると気付いた。
現世界では、実用性の高い空間が多いが、もし独特な想像力がある空間によって、様々な気持ちや感覚を引き出せば、空間の機能性がもっと広がると考えている。その空間でさらに自分自身を探求できると思う。