大阪工業大学
大阪工業大学 工学部 空間デザイン学科 第5回 卒業作品展は、2014年2月26日(水)から3月2日(日)にかけて大阪府立江之子島文化芸術創造センターで開催された。
空間デザイン学科は生活空間のデザインを基軸に、建築、インテリア、プロダクト、ヴィジュアルからなる4つの分野を横断的に学ぶユニークな学科として2006年に誕生した。卒業作品展では、これらのデザイン分野の作品が一同に介し、生活のあらゆるシーンに存在するデザイン提案を多面的に見られることが特徴である。
本作品展に先行して、1月から2月にかけて学内審査が行われた。卒業研究、58作品と13編の論文の中から、20作品と5編の論文が一次審査を通過し、二次審査ではゲスト審査員をはじめとする教員等により最優秀賞等が選出された。受賞者は以下の通り。
最優秀賞 山平武史「春雨 光ファイバーを用いたディスプレイ」、優秀賞 小津琢磨「神様と七日間-球形仕掛け絵本の提案-」、優秀賞および佐藤博一賞 稲葉ゆかり「いなばん家-イラストによる稲葉家のキャラクター表現-」、伊倉泰賞および妹尾正治賞 高橋隼奨「失われた街を求めて」、堀木エリ子賞 原田菜摘「ものづくりのためのモノのまち 伝統工芸技術の保存と継承」、吉村篤一賞 山田航平「捨てられた建築と記憶の器 建築が再び建築として生きていくために」、清水泰博賞 鈴木真理「出会いのある路」、道家駿太郎賞 上野志歩「視覚障害者の雨の日の外出をサポートするプロダクト」、満田衛資賞 都志彩夏「場」、論文賞 池内健太「地震によって損傷を受ける鉄骨建築物の地震応答特性に関する研究」。
ここでは、審査の結果、上位になった作品から19作品、論文から1編を紹介する。
第5回 大阪工業大学 工学部 空間デザイン学科 卒業作品展
会期:2014年2月26日(水)~3月2日(日)
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター