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今回、大学と地域とが密接にかかわれるようにと催されたのが、この『ワークショップ(※)』。
「子供にアートの楽しさを伝えよう!」をモットーに、普段はなかなか大学という場所、つなぎというアイテムにかかわる機会の少ない児童の皆さんに、学生とのふれあいを通してかけがえのない思い出になるようにという造形生の想いが込められています。
内容は、作業用つなぎを用意し、そこにアクリル絵の具等の画材を用いてペイント作業をしていきます。ペイント終了後はつなぎを着たスタッフの学生と大学の作品を見てまわったり、スタンプラリーなどを行っていくというものです。
普段ではなかなか体験出来ない為か、参加していた児童の皆さんは、大声ではしゃいだり、スタッフの学生と追いかけっこをしたり、室内の壁や床などに思い思いの絵を描いてみるなど、とても楽しげで、充実したひとときを過ごしているように感じました。
「学校」は普段、学生がどのように学んでいるか、社会からは中々見ることはできません。
今回のCSは、日ごろ学生がどのようなところで過ごし、どんなモノやコトに触れながら学業に励んでいるのかを確認できる、数少ない場だと思います。そういう意味では、大学と地域のコミュニケーション手段の一つとして、このワークショップはとても魅力があると思いますし、東京造形大学に限らず、他の学校、地域でも参考にすべきだと感じました。
(※)ワークショップ:体験を通して学習していく講座のこと
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