秋も深まる11月の幕開けと同時に、多摩美術大学八王子キャンパスの芸術祭が開催されました。橋本駅からバスで10分程度の場所に、八王子キャンパスはあります。初日のお昼頃に取材にお伺いしたのですが、キャンパスは既にたくさんの来場者で賑わいをみせていました。
こちらのキャンパスは、とにかく広い!まずその一言につきます。キャンパス内にもたくさんの緑があり、大きな公園のようにも感じます。周辺に高い建物もないため空が広く・高く感じ、とても開放的な印象。ものづくりを、のびのびと学ぶにはとても良い環境だと感じました。
その広大なキャンパスの中には、いくつもの棟が存在します。学校祭の楽しみとして、実際に学生の方々がどんな場所で学んでいるかを見ることが出来る、という点があります。各棟をひとつずつまわってみると、学部・学科によって中の雰囲気も異なります。床や壁に絵の具が残っていたままになっていたりする教室。作品が生み出されているありのままの空間の中で見る作品は、美術館やギャラリーなどのホワイトキューブでの展示とは、また違った印象にも感じます。
10の棟で、それぞれの分野の作品展示が行われていました。その形態は、グループ展で何かテーマが設定されたものであったり、個人の作品であったり。実際に商品として値段が付けられ販売されているものもありました。
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