愛知淑徳大学
愛知淑徳大学メディアプロデュース学部に設置されている、都市環境デザインコース。建築を社会的・芸術的生産物、工学的生産物の両面から捉え、メディアとしての特性も追究しています。学生たちは「理論」と「制作」を両立して現代社会に即した多様な空間設計を学び、住宅、建設、インテリア、まちづくりなど幅広い分野へと羽ばたいていきます。
このコースの卒業プロジェクト展が、2014年2月18日(火)~2月23日(日)に名古屋市民ギャラリー栄で開催されました。会場設営や展示会の運営も、主体は学生たち。4年間の学修の集大成として、自身の卒業プロジェクトはもちろん、コース全体のイベントのプロデュースにも力を発揮しました。
展示されたのは、設計・制作20作品、論文9編。学生それぞれが興味・関心、めざす進路に応じて、地域や社会、世界が抱える課題に着目し、自分なりの答えとなる作品・論文をつくり上げました。カンボジアのスラム街、東日本大震災の復興支援、新たな建材や施工方法……。テーマは多岐にわたり、表現手法も一人ひとりの個性や空間設計に対する考えが反映されています。会場を訪れた人々は興味深そうに見入り、学生の説明に熱心に耳を傾けていました。
ここでは、学内審査で高く評価された作品をピックアップし、制作意図を紹介します。
愛知淑徳大学 都市環境デザインコース 2014 卒業プロジェクト展
会期:2014年2月18日(火)~2月23日(日)
会場:名古屋市民ギャラリー・栄 第1・2展示室